" "

作品詳細

dartsduino

作品を見る

改造して Arduino を搭載した市販のダーツボードと、USB ケーブルで接続した PC を用いて、様々な種類のダーツゲームを楽しむことができます。 また、開発者にとっては、新たなダーツゲームを Web Components として実装し、容易に組み込むことができるように設計しています。 この作品では、IoT が広く用いられ、Web と実世界が結びつく次代を見据え、Web と実世界それぞれの長所を兼ね備えた新しい可能性を模索することを目指しました。 新しい可能性を模索する切り口のひとつとして、今回はダーツを題材としています。

制作者の情報
作者(チーム名)
いくお
エントリー済みの賞
技術的なアピールポイント
https://github.com/dartsduino2/dartsduino に記載している詳細のうち、特に以下がポイントです。

 ・ダーツボードからのデータを受信する Chrome Apps と、ダーツゲーム本体である web app の
  通信には、WebRTC を用います。
  ・そのため、ゲーム本体は Chrome 以外のブラウザでも動作可能で、
   かつ Chrome Apps が動作するデバイスと異なるデバイスで動かすこともできます。
 ・Web Components の素晴らしさに感銘を受け、各所にて多用しています。
  ・この作品では、ダーツボードの UI 部品や各種ゲームを、Polymer を用いて実装しています。
   これにより、UI 部品は容易に再利用可能なモジュールとして実装できました。 
   また、ゲームごとに異なるルールやスコアの表示方法などは各モジュールにカプセル化でき、
   かつ、ゲーム共通の機能を集約したベースモジュールを各ゲームが継承することで、
   開発を効率化できました。
企画上のアピールポイント
元々の発端は、Mozilla さんが Mecha-Mozilla にて掲げている「ウェブと実世界のいい感じの関係性」に強い刺激を受けたことに始まりました。

その後、気づいたことのひとつが「Web の高い拡張性や進化のスピードについてきていない実世界」でした。 たとえば市販のダーツボードは、プリセットされたゲームがマイコン内に実装されていて、ユーザが購入後にゲームを独自に改造、または新規のゲームを追加することができません。

そこで、実世界でなされていることの一部を Web へシフトすることで自由度を高め、かつては固定的だったゲームをユーザが自由に改変・追加できることを目指しました。 またソーシャルコーディングなどにより、これまでになかったまったく新しいダーツゲームを共創し評価できる場や文化を作り、Web の進化をダーツの世界へ持ち込めるか模索したい、と考えました。
自由記入欄
この作品は元々、Ruby on Rails や arduino.js を用いて開発していましたが、

 ・arduino.js は Firefox addon であるため、Firefox でしか動作しない
 ・各ダーツゲームを設計的に美しくモジュール化できていない

といった課題を解決するため、今回、フルスクラッチで作りなおし、同時に WebRTC や Polymer などの技術を導入しました。
なお、実装したコードのうち、Arduino で動かすコード (Sketch) は前プロジェクトからの流用で、HTML5 Japan Cup 2014 の応募開始前の開発であることから、審査の対象外となります。

本作品は、以下がエンタメ要素であると考え、エンタメアプリ・コンテンツ賞にエントリーさせていただきます。

 ・身体を動かして遊べるゲームであること
 ・1人でも多人数でも楽しめるゲームであること
 ・「タイムアタック」では、ダーツゲームに制限時間の要素を加え、これまでになかった楽しみ方を提供していること